注文住宅を検討している方なら、「クレバリーホーム」という名前を一度は耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、実際に建てた人の評判や坪単価、メリット・デメリットを知らずに契約すると、後悔する可能性もあります。
そこでこの記事では、FP兼宅建士の視点からクレバリーホームの特徴を解説していきます。
標準仕様で選べるタイル外壁の耐久性や自由設計の柔軟性、耐震性や断熱性能など、他社と比較した際のコストパフォーマンスを含めメリット・デメリットも紹介します。
ぜひ最後まで参考にしてみてくださいね。
最悪の噂は本当?クレバリーホームの「やばい」「後悔」をFP兼宅建士が検証

「クレバリーホームで建てて後悔した」「営業がやばかった」というような口コミをネットで見かけることがあります。
たとえば、「現場監督の対応が良くなかった」「メンテナンスの連絡が遅かった」などの声が実際に投稿されています。
しかし、これらはあくまで個別の事例です。
住宅業界全体で言えることですが、不満を持った人の投稿はどうしても目立ちやすく、「満足した」という声よりも口コミとして表に出やすいという構造があります。
とくに住宅は金額が大きく、一つひとつのトラブルが心理的に大きなダメージになるため「後悔」「やばい」といった表現が強まりやすい傾向もあります。
主な後悔・ネガティブな傾向とその背景
・施工・仕上がりに対する不満:一部の施主が、引き渡し前チェックで「壁紙の浮き」「床材の仕上げの粗さ」に気づき、不満を感じたという声があります。これはクレバリーホームがフランチャイズ方式を採用しているため、店舗ごとに現場監督や職人のレベル、品質管理の厳しさが異なりやすい構造が影響していると考えられます。
・営業・打ち合わせの対応に関する不満:「営業の説明が分かりにくかった」「標準仕様とオプションの線引きが曖昧だった」といった意見もあります。住宅の仕様・価格・保証・工期などは非常に複雑で、説明の丁寧さや資料のわかりやすさは担当者によって異なるため、不信感が生まれやすい部分です。
・アフターサービス・保証制度への不安:クレバリーホームは初期保証10年、条件を満たすことで最長30年まで延長できますが、「大手と比べると初期保証が短い」という指摘があります。また、延長を受けるためには10年目・20年目に有償メンテナンスが必要となり、この条件が「将来的に負担になるのでは」と不安視されることがあります。
・総額の想定超えに関する後悔:クレバリーホームは「手頃な価格でタイル外壁が採用できる」というイメージがありますが、実際には坪単価の幅も広く、仕様を上げることで総額が想定以上に増える例もあります。地盤改良費・外構工事・オプション費用が積み重なり、「思ったほど安くなかった」と感じるケースが後悔につながることがあります。
「やばい噂」が全体を表しているわけではない
口コミは本質的に偏りやすく、不満を持つ人ほど投稿しやすい傾向があります。
一方で、クレバリーホームには「タイル外壁が丈夫でメンテナンスがラク」「冬でも暖かい」「営業が丁寧で信頼できた」などの肯定的な声も多数存在しています。
また、クレバリーホームでは阪神淡路大震災の1.5~2倍の衝撃を想定した耐震実験を行い、構造安全性を確かめているなど、技術的な裏付けもあります。
つまり、“やばい”という口コミだけでメーカー全体を否定することはできず、良い面と悪い面を正しく認識することが重要です。
クレバリーホームの良い評判・口コミ

クレバリーホームには「やばい」「後悔した」という声がある一方で、多くの施主から高く評価されているポイントも数多く存在します。
タイル外壁への満足度が圧倒的に高い
クレバリーホームの最大の武器は「外壁タイルが標準仕様で選べること」。
これは他社と比較しても大きな魅力です。
タイル外壁の耐久性・メンテナンス性が高い
多くの施主が「タイルにして良かった」と評価する理由は以下です。
- 色あせしない/劣化しにくい(塗り替えがほぼ不要)
- 耐傷性が高く、剥がれにくい
- メンテナンスコストが長期的に安く済む
- 高級感が出るため外観満足度が高い
一般的なサイディングは10~15年ごとに再塗装が必要ですが、タイルは基本的に「張り替え不要」。
この「トータルで安い」という点が非常に高く評価されています。
耐震性・耐久性の評価が高い
口コミでも「安心して住める」「地震に強そう」という声が複数あります。
クレバリーホームは以下の構造で高評価を得ています。
- モノコック構造+独自のプレミアム・ハイブリッド構法
- 制震ダンパーを導入できるプランがある
- 実験で震度6強〜7レベルの揺れにも耐えたと紹介されている
大手ハウスメーカーに比べて知名度はやや低いものの、「構造に弱点がある」といった批判は少なく、むしろ安心感が支持されています。
価格と仕様のバランスが良い
「コスパが良い」という口コミも多く見られます。
価格の割に高級仕様
- タイル外壁
- 高気密・高断熱構造
- キッチンや水回り設備のグレードが比較的高い
- デザイン性が高い(外観・内装ともに満足度が高い)
「中堅価格帯なのに見た目が高級」という点は、比較検討時に強い魅力になります。
冬暖かく夏涼しいという断熱性能の評価
使用地域によって差はあるものの、「冬でも暖かい」「光熱費が下がった」という声があります。
- 高断熱サッシの標準採用
- 壁内部の断熱材がしっかりしている
- 気密施工が比較的丁寧という施主の声もある
体感として「以前のアパートよりだいぶ暖かい」「エアコンの効きが良い」という実体験の評価が信頼を高めています。
丁寧な営業・誠実な対応が良かったという声
良い口コミでは、「担当者が親身だった」「質問にすぐ答えてくれた」など営業担当者の質を評価する声が多いのも特徴。
- 契約を急がされなかった
- 見積もりが明確でわかりやすかった
- 予算内で最適なプランを提案してくれた
- 他社との比較をしても嫌がらず、むしろアドバイスしてくれた
フランチャイズ店舗によって差はあるものの、良い店ではとことん寄り添う姿勢を評価されています。
施工品質への満足の声も多い
「現場がきれいだった」「職人さんの対応が良かった」という口コミも存在します。
- 毎日進捗を写真で報告してくれた
- 大工さんが丁寧で安心できた
- 仕上がりがきれいだった
もちろん店舗差はありますが、「あたりの施工店なら本当に良かった」という声が複数投稿されています。
クレバリーホームの悪い評判・口コミ

ここでは、ネット上で見られるクレバリーホームの「悪い口コミ」「微妙だったという声」を、内容ごとに丁寧に整理して深掘りしていきます。
施工品質のばらつきに関する不満
クレバリーホームはフランチャイズ方式のため、施工品質に“店舗差”が出やすいという点が、最も多く見られる不満の一つです。
仕上がりが雑に感じたという声
- 「壁紙の継ぎ目が目立っていた」
- 「床の段差が気になった」
- 「玄関タイルの目地が不ぞろいだった」
など、細部の仕上げについて不満を抱くケースが報告されています。
現場管理に対する不安
- 現場の掃除が行き届いていない
- 資材の扱いが雑に見えた
- 大工・職人によって品質差がある
という意見もあり、現場監督の力量が店舗ごとに違うことが原因とされています。
ただし、これは多くのフランチャイズ型メーカーや地域工務店にも見られる特徴で、全店舗に当てはまるものではありません。
優秀な店舗では「現場がきれい」「職人の対応が良かった」という真逆の口コミも存在します。
営業担当者の質に差があるという口コミ
営業担当者の対応に対して不満を感じたという声も見受けられます。
説明が曖昧だったという意見
- 「標準仕様とオプションの説明が不透明だった」
- 「質問しても明確な回答が返ってこなかった」
- 「打ち合わせ内容が次回に反映されていなかった」
住宅性能・設備・保証など、住宅は説明項目が非常に多いため、担当者の力量が顧客満足に直結します。
態度や対応のスピードへの不満
- 返信が遅い
- 態度がそっけなかった
- 契約を急がされた気がした
という声もあります。
ただし、こちらも“担当者次第”という側面が強く、丁寧で親切な担当者を評価する口コミも多数あります。
アフターサポート・保証への不満
クレバリーホームの保証は初期10年・条件付きで最長30年延長という仕組みですが、この“条件”に不満を感じる声があります。
メンテナンスが有償になることへの不満
- 「10年目・20年目に有料メンテナンスが必要なのが負担」
- 「保証の延長条件がわかりにくい」
これは多くのメーカーが採用している方式ですが、「大手と比較すると初期保証が短い」という印象を受ける人もいます。
アフター対応が遅いという口コミ
- 「不具合を連絡しても返事が遅かった」
- 「担当者が変わって引き継ぎがうまくいっていなかった」
フランチャイズのため、店舗によってアフター対応のスピードや体制に差が生じやすい点は確かです。
想定以上に総額が高くなったという声
特に費用面のギャップが後悔につながっているケースがあります。
予算オーバーになりやすい要因
- 外構・地盤改良費が別途で高くなった
- キッチンや浴室など設備を良いものに変更したら一気に高くなった
- タイル外壁を採用し、結果的にコスト増につながった
「安く建てられると思っていた」という期待値が高かった人ほど「高く感じた」という印象を持つ傾向があります。
価格の“幅”が広いことによる誤解
クレバリーホームは規格住宅ではなく自由設計のため、
坪単価が50万円台〜100万円台まで幅が広い
という特性があります。
その結果、店舗や仕様によって「安いと聞いたのに高かった」と感じる人もいました。
打ち合わせ内容の食い違い・認識ズレ
- 「依頼した内容が図面に反映されていなかった」
- 「思っていた仕様と違う部分があった」
- 「追加料金が後から発生して驚いた」
など、コミュニケーション不足が原因で後悔につながるケースがあります。
これはクレバリーホームに限らず、住宅業界では比較的よく起こりやすい事象です。
悪い口コミは一部の事例であり全体ではない
重要なのは、これらの悪い口コミが「全体の傾向」「会社全体の質」ではないということです。
- フランチャイズのため店舗ごとの差が出やすい
- 不満は口コミとして投稿されやすい
- “良い家が建った人”はあえて口コミを書かない
という構造的な背景があることを理解する必要があります。
実際は、
「満足している」「建てて良かった」という声も非常に多い
ため、口コミを表面的に捉えすぎないよう注意が必要です。
総合評価

ここまで、クレバリーホームの良い口コミ・悪い口コミ、やばい・後悔の声を整理してきました。
それらを総合的に評価すると、クレバリーホームは「外壁タイルの魅力」と「自由設計のバランス」が強みで、店舗・担当者選びで満足度が大きく変わるハウスメーカーだと言えます。
総合的な強み
- 外壁タイルが標準で選べる:高級感と耐久性があり、長期的にメンテナンスコストを抑えられる。他社と差別化できる大きな魅力。
- 住宅性能が高い:耐震性(モノコック構造+プレミアム・ハイブリッド構法)。断熱性・気密性が比較的高く、冬暖かく夏涼しい快適な住環境。
- コスパの良さ:他社と比べても、坪単価の範囲内で希望仕様を取り入れやすい。デザイン・設備・性能のバランスが優れている。
- 自由設計に対応:間取りや収納、設備のカスタマイズがしやすい。自分たちのライフスタイルに合った家づくりが可能。
- 担当者次第で満足度が変わる:営業の丁寧さ、現場管理の質、アフターサポートの充実度で評価が分かれる。良い担当者に当たれば非常に高い満足度を得られる。
総合的な弱み
- フランチャイズ形式による店舗差:施工品質や現場管理、アフター対応に店舗差がある。契約前の現場確認や口コミチェックが重要。
- 保証・アフターサービスの条件:最長30年の延長保証には有償メンテナンスが条件。長期的に見た場合のコストや条件を理解する必要がある。
- 予算オーバーのリスク:タイル外壁や設備のグレードアップ、地盤改良・外構で総額が想定より増えることがある。
総合評価の結論
クレバリーホームは「建てる人の選択と準備次第で満足度が大きく変わるハウスメーカー」と言えます。
- メリットを活かすためには、施工店の選定・担当者との相性・仕様・費用確認が不可欠です。
- 悪い口コミは一部の事例であり、事前にチェックすれば回避可能です。
- 外壁タイルや住宅性能の高さ、自由設計の柔軟性は、他社と比べても大きな魅力となります。
総じて、「コスパの良い高性能な住宅を自由設計で建てたいが、準備と店舗選びは慎重に行いたい人」に最適な選択肢と言えるでしょう。
クレバリーホームの注文住宅の失敗しない選び方|5つのチェックポイント

クレバリーホームで注文住宅を建てる際に、失敗や後悔を避けるためには、契約前・設計段階で意識すべきポイントがあります。
1.施工店・担当者の選定と実績確認
クレバリーホームはフランチャイズ形式のため、店舗ごとに施工品質や対応力に差が出やすいのが特徴です。
チェックすべきポイント
- 直近に建てた施主の声や完成物件を確認する
- 現場見学や引き渡し済み物件の視察で施工品質をチェックする
- 担当者の対応スピードや説明の丁寧さを評価する
2.契約前に仕様・オプションを明確化
仕様の曖昧さやオプション費用の認識違いは、契約後のトラブルや予算オーバーの原因になります。
チェックすべきポイント
- 標準仕様とオプションの違いを明確にする
- 設備・建材・外壁・屋根などの仕様書を詳細に確認
- 見積もりに全ての追加費用(外構、地盤改良、諸経費)が含まれているかチェック
3.長期的な保証・アフターサービスを理解する
クレバリーホームの保証制度は初期10年、条件を満たすと最長30年延長できます。
延長には定期メンテナンスの受け取りが必須です。
チェックすべきポイント
- 延長保証の条件や費用を事前に把握
- 定期点検のスケジュールと内容を確認
- 万一の修繕費用がどのくらいかかるか想定
4.トータルコストを正確に把握
坪単価だけで判断すると、実際の総額と大きく差が出ることがあります。
チェックすべきポイント
- 本体価格+外構+地盤改良+諸経費を含めた総額で比較
- タイル外壁や設備グレードアップによる費用増加をシミュレーション
- 予算オーバーした場合の優先順位を決めておく
5.現場確認と完成前チェックを徹底
施工途中の現場確認は、後の満足度を左右します。
細かい仕上げや施工ミスの早期発見が可能です。
チェックすべきポイント
- 週単位や月単位で現場見学を実施
- 気になる箇所はその場で施工監督に確認
- 中間検査や完成前チェックを怠らず、図面通り施工されているか確認
クレバリーホームの坪単価と価格帯をFP兼宅建士が解説

注文住宅を検討する際に、最も気になるポイントの一つが坪単価と総額です。
クレバリーホームはフランチャイズ形式で自由設計を採用しているため、坪単価や総額に幅があります。
ここではFP兼宅建士の視点から、坪単価の目安、実際の価格帯、コストを抑えるポイント、他社との比較を詳しく解説します。
クレバリーホームの坪単価の目安
クレバリーホームの坪単価は50万円台〜100万円台が目安です。
- 標準仕様・シンプルプラン:約55〜70万円/坪
- 設備や仕様をアップグレードした場合:約80〜100万円/坪
坪単価はあくまで目安で、施工地域・建物の大きさ・仕様・オプション・地盤改良の有無によって大きく変動します。
実際の価格帯
総額で見ると、延床面積35坪前後の標準的な住宅では以下が目安です。
- 本体価格:約1,900万〜3,960万円
- 総額(外構・諸経費込み):約2,200万〜4,300万円
特徴
- 外壁タイルや標準仕様のグレードによって、坪単価50万円台でも見た目や性能の満足度が高い
- 高性能設備や大きな間取りを選択すると、総額は坪単価100万円近くになる場合もある
コストを抑えるポイント
クレバリーホームで価格を抑えつつ理想の家を建てるには、以下の点を意識しましょう。
- 標準仕様の範囲内でプランを調整:タイル外壁やキッチン設備のグレードアップは総額を押し上げる要因
- 地盤改良・外構費用の事前見積もり:地盤補強や庭・駐車場整備なども総額に含める
- 間取りや延床面積を最適化:広すぎると坪単価以上に総額が増える
- 施工店・担当者との相談で無駄を省く:建材の選定や施工方法でコスト削減が可能
他社と比較して価格は高い?安い?
- 大手ハウスメーカーとの比較:タイル外壁や自由設計を採用する場合、大手よりも坪単価・総額はやや安い傾向があります。
- 地域工務店との比較:一部工務店では坪単価が50万円前後でも自由度が低い場合があります。クレバリーホームは自由設計と耐震性能・断熱性能のバランスが良く、コスパは高めと評価されます。
クレバリーホームのラインナップを比較|主力商品シリーズ

以下に、クレバリーホームの主な商品シリーズを、公式・地域サイトをもとに整理しました。
1.レギュラーモデル
レギュラーモデルのシリーズを紹介します。
Vシリーズ(トップグレードモデル)
- クレバリーホームの中でも最上位グレードに位置づけられているシリーズ。
- 「美しさと機能性を追求」「歳月を経ても色褪せない美しさと圧倒的な存在感」という訴求あり。
- 高グレードタイル外壁を標準採用しており、素材・仕様にこだわるユーザー向け。
- 価格帯としては、仕様を上げるほど坪単価が高めになる傾向があります(別資料では30坪2階建てで坪単価約85万円を例示)
CXシリーズ(人気No.1モデル)
- 「ご家族の生活に合わせて設計。住むほどに価値を実感」というキャッチ。
- 高品質仕様・タイル外壁を備えつつ、Vシリーズより価格を抑えめに設定しており、コストパフォーマンスを重視したモデル。
- レギュラーモデルの中では選びやすい価格帯と仕様バランスで、初めて注文住宅を建てる世帯にも人気。
2.コンセプトモデル(ライフスタイル・テーマ特化型)
クレバリーホームでは、住まい手のライフスタイル・家族構成・趣味・将来設計に応じた多様なシリーズもラインナップしています。
以下は代表例です。
- hapies(ハピエス):共働き・子育て家族のための、家事・育児・遊び・ワークスペースを意識したプラン。
- inumo(イヌモ):ペット(特に犬)と快適に暮らすための仕様・動線・素材に配慮した住まい。
- Granshare(グランシェア):平屋やワンフロア生活を志向する世帯へ向けた、「共有・つながる」をテーマにしたフラットハウスモデル。
- Skyshare(スカイシェア):都市部・狭小地・多層階住宅を視野に入れた、空間を“上”へ活かす住まい。
- クレバコ+:セミ・オーダー形式で「箱(ハコ)を組み合わせて選ぶ」手軽さを重視したモデル。
- ENELITE(エネリート):断熱性能・省エネ仕様を強化したモデル。例えば「ENELITEZero(ZEH仕様)」なども。
- CleverlyD’ees(クレバリーディーズ):建築家がプランニングするデザイナーズハウス的な住まい。
3.標準仕様・性能の特徴(共通ポイント)
- 全商品に共通して、タイル外壁が標準仕様/選べる仕様となっています。
- 自由設計に対応しており、間取り・仕様・設備・外構などのカスタマイズ性が高め。
- 構造・住宅性能(耐震・断熱・気密)にも力を入れており、上位グレードになるほどその傾向が強まります。
4.各シリーズの選び方・比較の観点
- 予算・仕様重視なら:CXシリーズを基準にし、必要に応じてオプションを追加。
- 見た目・質感・素材にこだわりたいなら:Vシリーズが適しており、仕様アップをする価値あり。
- ライフスタイル変化や特殊ニーズ(ペット、二世帯、平屋、都市型)なら:hapies/inumo/Granshare/Skyshareなどのコンセプトモデルが選択肢。
- 省エネ・将来の光熱費削減を重視なら:ENELITEシリーズ(特にZEH仕様)を検討。
- コストを抑えつつも自由設計したいなら:クレバコ+のようなセミオーダー形式もあり。
5.注意点・店舗・地域差を考慮すべきポイント
上記ラインナップは公式・一部地域店舗における掲載ですが、地域・加盟店によって取り扱いシリーズ・仕様・価格が異なる場合があります。
契約前には「この店舗で対象シリーズが対応可能か」「仕様にどこまで含まれているか」「オプションが多いと価格がどう上がるか」を必ず確認してください。
特に、ライフスタイル特化モデル(例:ペット対応、平屋、都市型3階建てなど)は仕様内容に大きな差が出やすいため、比較検討が重要です。
クレバリーホームの対応エリア・展開スタイル

クレバリーホームは「全国に対応エリアを持つ注文住宅ブランド」であり、北は北海道、南は九州・沖縄までほぼ全国47都道府県に加盟店を展開しているとされています。
この全国展開が可能なのは、同社が“フランチャイズ(加盟店)方式”を採っており、地域の建築会社・施工店が「クレバリーホーム」のブランドや仕様を使って建築を行う体制をとっているためです。
展開スタイルの特徴
- モデルハウス/展示場:全国の加盟店がモデルハウスや展示場を運営しており、契約前に仕様や建物の見学が可能です。公式サイトでも「全国に展開するモデルハウスでマイホームづくりのお手伝いをしています」という記述があります。
- 地域密着型対応:加盟店が地域の建築許可・施工・アフターサービスを担当するため、「地域の建築文化・気候・法規に即した対応」が可能というメリットがあります。
- 施工可能エリアは加盟店ごとに確認が必要:公式情報でも「施工可能エリア・坪単価については、最寄りのモデルハウスまでお問い合わせください」と明記されており、全地域で同一仕様・サポートが受けられるわけではないという注意書きがあります。
対応エリアを選ぶ際のチェックポイント
- 自分の住む都道府県・市町村に加盟店があるか確認する:全国展開とはいえ、同じ地域でも施工対象外となっているケースや、対応が限定されていることがあります。
- 加盟店の「建築実績数」「施工事例」「モデルハウスの有無」を確認する:地域で実績が多い加盟店であれば、施工品質・対応力・アフターサービスの観点で安心度が高まります。
- 地域特有の仕様・法規・気候対応を確認する:北海道の寒冷地、沖縄の台風多発地域など、気候や法規が異なる地域では「断熱仕様」「耐風・耐台風性能」「基礎仕様」などが地域ごとにカスタマイズされているかをチェック。
- アフターサービス・保証制度の適用範囲を地域で確認する:加盟店ごとにアフター体制や点検制度に差が出ることがあるため、「延長保証」「定期点検」「メンテナンス対応」がその地域でどうなっているかを確認することが重要です。
- モデルハウス・展示場を足を運んで“地域の店舗の雰囲気”を体感する:展示場で施工店スタッフの対応を確認したり、建物仕様を実物で見ることで、地域加盟店の信頼性を判断する手がかりになります。
クレバリーホームのメリットとデメリット

クレバリーホームで注文住宅を建てる場合、良い点だけでなく注意すべき点も把握しておくことが重要です。
メリット(7つ)
まずはメリットをみていきましょう。
1.外壁タイルが標準仕様で選べる
- 他社ではオプション扱いのことが多いタイル外壁を標準で採用できる。
- 耐久性・耐候性が高く、長期的なメンテナンス費用を抑えられる。
- 外観の高級感・重厚感があり、周囲からの評判も良い。
2.自由設計・間取りの柔軟性が高い
- 家族構成・ライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能。
- 平屋・二世帯・都市型3階建てなど、多様なニーズに対応。
- コンセプトモデルも豊富で、ペット対応や平屋志向など特色ある住宅が選べる。
3.耐震・耐久性能が高い
- モノコック構造+プレミアム・ハイブリッド構法を採用。
- 制震・耐震性能に優れ、震度6強〜7レベルの揺れにも耐えた実績あり。
- 構造の安定性により、長期的に安心して住める。
4.コスパが良い
- 坪単価は50万〜100万円台と幅広く、予算に応じた調整が可能。
- 標準仕様でもタイル外壁・高性能設備・デザイン性を確保できる。
5.断熱・気密性が比較的高く快適
- 高断熱サッシ・壁断熱材・気密施工により、冬暖かく夏涼しい。
- 光熱費削減や結露防止などの効果も期待できる。
6.全国展開でモデルハウスや展示場が多数
- 全国47都道府県に加盟店があり、実際に住宅を見学できる。
- 地域に合わせた施工・アフターサービスを受けやすい。
7.営業・担当者の対応が良ければ満足度が高い
- 丁寧なヒアリング・説明・提案がある場合、契約後の満足度が向上。
- 担当者次第で、家づくり全体のストレスを大幅に軽減できる。
デメリット(5つ)
続いてデメリットについてみていきます。
1.施工品質や対応に店舗差がある
- フランチャイズ方式のため、施工・現場管理・アフター対応に差が出やすい。
- 評判の良い店舗を選ぶことが、満足度に直結する。
2.担当者の力量で満足度が変わる
- 営業・現場管理・設計担当者の質により、説明の明確さや打ち合わせのスムーズさに差が出る。
- 担当者選定や面談・事前確認が重要。
3.総額が想定以上になるケースがある
- 外構・地盤改良・オプション設備で費用増加の可能性。
- 坪単価だけで予算を考えると後で驚くケースがある。
4.保証延長には条件がある
- 初期保証10年の後、最長30年の延長には定期メンテナンスが必要。
- 条件を理解せず契約すると、後で保証が適用されない場合もある。
5.展開地域や加盟店による制約
- 一部地域では希望のシリーズ・仕様が施工不可のこともある。
- 地域ごとの施工・対応体制を事前に確認する必要がある。
クレバリーホームの注文住宅がおすすめの人・おすすめしない人

クレバリーホームは、多彩なシリーズ・自由設計・タイル外壁を武器に、多くの世帯に選ばれている住宅メーカーです。
しかし、その特性から「向いている人」と「向いていない人」が明確に分かれます。
おすすめの人・向いている人
特に以下の人にはおすすめです。
1.外観・デザインの高級感を重視する人
- タイル外壁が標準仕様で、長く色褪せない重厚感のある外観を希望する人。
- デザイン性の高い住宅で近隣からの印象も良くしたい人。
2.自由設計でライフスタイルに合わせた家を建てたい人
- 間取りや収納、生活動線を自由に設計したい人。
- 平屋、二世帯、都市型3階建てなど特殊な希望がある人。
- コンセプトモデルを活用して、趣味・ペット・子育て・家事動線などを反映した家づくりをしたい人。
3.耐震性・構造性能・断熱性能を重視する人
- 安心して長く住める住宅性能を求める人。
- 地震や台風など自然災害に対して備えたい人。
4.コストパフォーマンスのバランスを重視する人
- 高性能・デザイン・耐久性のバランスを考えつつ、坪単価50万~100万円台で理想の家を建てたい人。
- 初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストも意識したい人。
5.営業担当者とのコミュニケーションを重視できる人
- 担当者と密に打ち合わせを行い、細かい仕様やオプションを納得して選べる人。
- 自ら積極的に現場確認・仕様確認を行える人。
おすすめしない人・向いていない人
以下の人は他の住宅メーカーも検討すると良いかもしれません。
1.坪単価・総額を最優先に考える人
タイル外壁や自由設計の仕様が標準でついているため、初期費用を最低限に抑えたい人には向かない場合があります。
2.施工店や担当者を自分で選ぶ手間を避けたい人
フランチャイズ方式のため、施工品質や担当者の力量によって満足度が大きく変わります。
担当者や店舗を慎重に選ばずに契約すると、後悔のリスクが高まります。
3.自由設計やオプション選びに興味がない人
標準仕様のままで妥協できる場合は良いですが、自由設計の魅力を活かせないと割高に感じることがあります。
4.保証やアフターサービスの条件を確認せずに契約したい人
延長保証には定期点検・メンテナンスが条件となるため、条件を理解せずに契約するとメリットを享受できません。
クレバリーホームに関するよくある質問にFP兼宅建士が回答

ここではクレバリーホームで注文住宅を建てる際、検討者からよく寄せられる疑問をまとめました。
Q1.坪単価はいくらですか?
クレバリーホームの坪単価は、標準仕様のシンプルプランで50万〜70万円程度、設備や仕様をグレードアップすると80万〜100万円ほどになります。
延床面積35坪前後の住宅であれば、総額はおおよそ2,000万〜4,300万円が目安です。
ただし、坪単価はあくまで目安であり、外構や地盤改良、オプション費用は別途必要となる場合があります。
坪単価だけで判断せず、総額で計画することが重要です。
Q2.保証やアフターサービスはどうなっていますか?
クレバリーホームの初期保証は10年で、条件を満たすことで最長30年まで延長可能です。
ただし延長には定期点検や有償メンテナンスの受け取りが条件となります。
フランチャイズ加盟店方式のため、アフターサービスの内容や対応力は店舗ごとに差があります。
そのため、契約前に担当店舗の保証体制や点検内容を必ず確認することが重要です。
Q3.外壁タイルは標準仕様ですか?
はい、クレバリーホームの大きな特徴の一つが外壁タイルです。
ほとんどのシリーズで標準仕様として選ぶことができ、耐久性や耐候性に優れ、長期間塗装不要でメンテナンス費用を抑えることができます。
さらに、重厚感のある外観は高級感があり、見た目にも優れています。
タイル外壁はコストをかけずに家の資産価値を高められる点でも大きなメリットです。
Q4.自由設計はどこまで可能ですか?
クレバリーホームでは間取りや収納、設備、内装・外装などほぼフルオーダーで設計可能です。
平屋や二世帯住宅、都市型3階建てなど、特殊な形状にも対応できるため、家族のライフスタイルや希望に沿った設計が可能です。
ただし、施工店や地域によって制約がある場合もあるため、事前に希望する仕様が可能かを確認しておくことが重要です。
Q5.施工品質や担当者の対応は安定していますか?
フランチャイズ方式を採用しているため、施工品質や担当者の力量には店舗差があります。
高評価の店舗では丁寧な施工や迅速な対応が行われ、満足度も高くなる傾向があります。
契約前には、現場見学や施工事例の確認、担当者との打ち合わせを重ねることが推奨されます。
担当者とのコミュニケーションが良好であるほど、家づくり全体の満足度は高くなります。
Q6.予算オーバーを防ぐコツはありますか?
予算オーバーを避けるには、まず標準仕様の範囲で計画することが重要です。
外構や地盤改良の費用も事前見積もりに含め、必要以上のオプションは控えます。
また、坪単価だけでなく総額ベースで計画し、優先順位をつけることが重要です。
このように総合的に計画することで、想定外の費用増加を防ぎやすくなります。
Q7.全国どこで建てられますか?
クレバリーホームは全国47都道府県に加盟店を展開しており、ほぼ全国で建築が可能です。
しかし、施工可能なシリーズや仕様は地域や店舗によって異なる場合があります。
そのため、契約前には最寄りのモデルハウスや加盟店で、希望するシリーズ・仕様が施工可能かどうかを必ず確認することが推奨されます。
まとめ
クレバリーホームは、外壁タイルが標準仕様で耐久性や美観に優れ、自由設計でライフスタイルに合わせた家づくりができる注文住宅ブランドです。
耐震性・断熱性も高く、快適で長く住める住宅を提供しており、坪単価は50万〜100万円台、総額は2,000万〜4,300万円が目安です。
一方、フランチャイズ方式のため施工品質や対応力は店舗によって差があります。
契約前には担当者や施工店の実績を確認し、仕様やオプション、総額を明確にすることが重要です。
ぜひこの記事も参考に理想の家づくりを実現してみてくださいね。

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